モワレ



 モワレとは印刷の世界では規則的なパターン(網点)が2種以上重なったときに起こる干渉縞の事ですが、スクリーン印刷(陶磁器用転写)では、これに加えてスクリーン(紗)と原稿(フイルム)の組合せによって起こります。さらにベタ刷り同士の重なりでもスクリーン同士の角度のずれとインク(絵具)の流動性(レべリング)よって起こる場合があります。これはれべリングの悪い絵具の表面がスクリーンの網目の模様をそのまま残すような場合に起きます。
 スクリーン(紗)と網点(フイルム)のモワレは1版でも起きます。特に網点の版に使用されている250,270,300,350メッシュのスクリーンと100,120,133線(lpi)の組合せは相性が悪く完全に抑えることはかなり難しい仕事です。

印刷版画像

印刷用版(一部)印刷面から見たところ


38度印刷画像49度印刷画像

網点角度を変えて印刷したもの左から38°49°60°見え難いかもしれませんが38°が目立たない。


 49度拡大画像 60度拡大画像

拡大したもの左から38°49°60°部分的に網が欠けている。


感光膜拡大画像

印刷面からの拡大写真、黒い部分がインク(絵具)の通る孔 250メッシュ 100lpi

孔の欠けている所は縦糸と横糸の交差したところ


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