イングレーズ用転写紙

カラープリントからスキャナーで入力、イングレーズ用の絵具で転写紙を作成、これをタイルに貼って1.120度で焼成した物。 色素(顔料)は釉の中に溶け込み永久に退色しません。



 焼成温度 1.050℃〜1.250℃ 高温で焼成するため釉薬(グレーズ)の中に顔料が染込み下絵(染付け)の雰囲気が出ます。

 瑠璃色(コバルトブルー)が一般的だが高温焼成でなければ(1.200℃以下)比較的カラフルな絵具が揃っていいます。
赤、オレンジは上絵、ガラスほど鮮やかな発色はしない。釉薬との相性があり生地ごとの焼成確認が必要。本焼成の温度(生地の焼成温度)により転写の焼成温度を調整する必要があります。

釉薬、焼成条件により発色も変化することがある。カップとソーサーで色が違ってくる場合もある。無鉛の絵具も有るが有鉛でも高温焼成のため鉛の溶出はほとんどありません。

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